Point! で各フェーズで必要な検討課題を書いていますので、自由設計3D-DIYで問題解決するときの「思考」手順として、参考にしてみてください。
通販で子供用に購入したワークデスクを使って、手軽に壁へのダメージを最小に使い勝手の良いシステム学習机にバージョンアップした様子を記事にしています。
その結果はというと、こんな感じになりました。この作業で家の壁には、いっさいねじ止めや穴あけをせずに完成させることが出来ました。
取り組んだ内容
机の奥行を10センチ拡張(600mmから700mmに拡大)
デスクライトを低く遠い位置に固定
汚れ防止のリメイクシートを正面と右側面に配置
右側面にコルクボードを配置(マグネット対応)
机中央にスイッチ付きコンセントを設置
購入したデスクと本棚のセット品
購入したデスクと本棚のセット品は、パソコンを置いても教科書やノートが広げられる横幅と、引き出しが沢山あり、本棚も備え付けられるので、ワークデスクとしても使い勝手の良い「完成品」ですが、子供の学習机としては少し物足りない部分もあります。
これらを解決するためのカスタマイズDIY事例です。
Point! 課題や問題点を思いつくまま適当に書き出して、課題の見える化をする
この購入したデスクは、こんなカスタマイズも施しました。こちらもぜひご覧ください。
部屋への配置レイアウトの再考とDIY設計
これまで作成済みの部屋のレイアウトデータに、机と本棚を追加して、最適な配置を検討しました。先に洗いだした課題をなんとなくグループ分け(例えば、「机」「壁」など)すると、同時に解決策の模索もできます。
レイアウトの条件は、「本棚の前に脚立が立てられるよにして、危険少なく上段の棚にもアクセスできる事」をメインに、
机まわり
1.机の奥行きを増やす
2.奥行きを増やしてデスクライトを遠く、低い位置にする
3.卓上に電源タップを配置
壁まわり
1.壁にコルクボードを設置
2.単調な部屋の壁に少し変化を持たせたい
配置の関係
1.セットの机と本棚を別配置にして、本棚正面を空ける
2.正面を窓が見えるようにして、気分転換できるようにする
上記を横目に見ながら、3D-CADで模様替えのシミュレーションをしたのが下記です。
このシミュレーションに使った3D-CADを下記に紹介しています。ぜひ習得して活用しましょう。
こうして方向性が決まったら、あとは部屋にあてはめて詳細を設計します。
詳細設計した結果がこちらですが、
1.壁から離れた机と壁との隙間をフタするように板を配置、
2.足元から正面にかけてと、右サイドは汚しても良いように別の簡易的な壁を貼り付け、
3.右サイドにはその簡易の壁にコルクボードを固定、
という計画を立てました。
Point! 課題をグループ分けして解決方法をイメージしながらレイアウト(デザイン)を考える
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ホームセンターへ買い出しとネット注文
必要な材料は、ホームセンターで売っていないと決まりませんので、イメージ通りの材料がないか買い出しに出かけました。
ホームセンターで購入したのがこちら
簡易壁用 MDFボード 5.5mm厚 3x6尺 2枚
隙間を蓋する材料 桐集成材 13mm厚 120x1820mm 1枚、120x910mm 1枚
蓋を支える材料 白木材 10x20x1820 2本
ネット注文したのがこちら
マグネット対応コルクボード
強力マグネット
リメークシート
両面粘着テープ
材料の詳細は、作成写真と共に下記で紹介します。
Point! ホームセンターで出来る限りイメージに近い材料を買う感覚で…これでないとダメ!と固執せず自由にアレンジすること
次ページは、組み立てから完成までを紹介します。
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