【ファイル タブ】PTC Creo Elements/Direct Modeling Express コマンドリファレンス

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PTC Creo Elements/Direct Modeling Express 使い方
  ファイル タブ  

ファイルタブの解説ページです。ほぼWindowsの標準機能ですので簡単に解説します。

この記事のもくじ

ファイルタブ

ファイルタブには、下記の機能があります。下記の赤枠で囲われた以外の機能は、一番下のその他の機能で少しだけ触れています。

PTC Creo Elements/Direct Modeling Express 使い方

新規セッション

PTC Creo Elements/Direct Modeling Express 使い方

使用頻度: 良く使う>使う>ときどき使うあまり使わない>使わない

機能: 今開いているセッション(開いているファイル、ビューポートでの見え方、編集履歴など)を破棄して、新しいセッションを開始します。

使い方

1.コマンドを選択すると、「新しいセッションを作成しますか? 注記: 保存していないデータとやり直し履歴はすべて失われます。」と、現在のセッションが閉じることに注意を促すウインドウが表示されます。

2.「はい」を選択すると、新しいセッションが開始します。

これまで開いていたセッションは保存することなく「新しいセッション」が開きます。この機能は「戻る」ことが出来ません。

新規セッションを始めたい場合、一度ソフトウエアを終了して再度ソフトを立ち上げる方が、メモリを解放するため、パソコンの動作が安定します。
しかし、最大60パーツのExpress版では、メモリの占有も少ないため、「新規セッション」で新しいウインドウを開いても問題ありません。もし、作業するパソコンのメモリーが少なくて、動作が緩慢になるような動作環境ならソフトを立ち上げ直すのがおすすめです。

開く

PTC Creo Elements/Direct Modeling Express 使い方

使用頻度: 良く使う>使う>ときどき使う>あまり使わない>使わない

機能: パッケージファイルを開いたり、STEPファイルをインポートしたりします。

使い方

1.コマンドを選択すると、「ロード」ウインドウが開きます。

2.ファイルを選択して、「ロード」をクリックするとファイルが開きます。

作業中にパーツを「ロード」すると、これまで開いていたツリーの中に同じパーツがある場合、そのパーツの編集した状態で「共有」されて呼び出されます。「共有」の考え方は、別記事で簡単に触れていますので、参考にしてみてください。

「ロード」ウインドウで、ファイルタイプをクリックすると、IGES、STEPが選択でき3Dデータをインポートすることができます。入出力フォーマットについては下記記事をご覧ください。

保存

PTC Creo Elements/Direct Modeling Express 使い方

使用頻度: 良く使う>使う>ときどき使う>あまり使わない>使わない

機能: パッケージファイルを保存したり、STLファイルをエクスポートしたりします。

使い方

1.コマンドを選択すると、「保存」ウインドウが開きます。

2.保存対象をブラウザバーから選択するか、「全てのオブジェクト」をクリックします。

3.ファイルを選択して、「保存」をクリックするとファイルが保存されます。

「保存」ウインドウで、ファイルタイプをクリックすると、STL、VRMLが選択でき3Dデータをエクスポートすることができます。

このソフトウエアは、開いたファイルに対して「上書きアイコン」はありません。また、開いたファイルの名前を保存時に引き継ぐこともないので、間違って別のファイルに上書きしてしまうミスを起こしがちです。この間違いを予防する提案は、保存するトップアセンブリの名前とファイル名を同じにすると良いでしょう。

PTC Creo Elements/Direct Modeling Express 使い方 ファイル名の付け方解説画像

印刷

PTC Creo Elements/Direct Modeling Express 使い方

使用頻度: 良く使う使う>ときどき使う>あまり使わない>使わない

機能: ビューポートで表示された画面を印刷します。

高解像度印刷は、画面の表示ドットを画像ピクセルに割り当てて出力する機能です。通常印刷より、高い解像度で印刷したい時に使います。「TIFFに出力」をチェックすると、印刷画面を画像データとしてパソコンに保存することが出来ます。

PTC Creo Elements/Direct Modeling Express 高解像度印刷 使い方

その他の機能

ツールボックス
 ソフトの環境ファイルをカスタマイズすると、機能追加でき、ここに表示されます。

ファイルの編集
 環境ファイルをテキストエディターで開き、編集することが出来ます。

設定
 各種設定ができます。多くの設定がありますがデフォルトのままで大丈夫です。

カスタマイズ
 自分好みのツールバーを作成したり、キーボードショートカットを作成できます。
 ツールバーの作成は、こちらの記事に簡単に触れています。

オプション:下記のツールバーのコマンドアイコンを削除・追加できます。
 クイックアクセスツールバー(画面上部のアイコン右に並ぶツールバー)
 コマンドミニツールバー(ビューポート内で何もない所で左クリックすると出るツールバー)

 コマンドリファレンス、一覧トップに戻るにはこちら。 

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